ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

「東京地獄変」

横山信義著幻冬社ノベルス 現代の東京に水爆が投下される災厄小説。阪神大震災の惨状を目の当たりにしたものにとってはかなり読み進むのがつらい描写が続いた。 作者はこの小説を通じて自衛隊の救出活動を物語の軸としている。そこには震災をはじめとする自然災害の現場における彼らの奮闘はもっと評価されて良いのではという気持ちが込められているように思うのだが、私も全く同感だ。しかし、水爆投下は可能性が低い(事を祈りたい)にしろ、もっと発生確率の高い大地震が首都圏に起きたらいったいこの国はどうなるのだろう?大阪が首都になったら横山ノックが総理大臣かぁ?<それはないって