プロフェッショナルとは何かについての思いが込められた、熱い本です。物事を分析・構造化し、問題解決へと結びつけることを専門とする人が書いただけに、マインドマップも描きやすかったですが、著者の思いは文章を読まないと届きません。
ところで、我々IT技術者は本書が定義するところのプロフェッショナルの定義をある程度満たしているように思います。すくなくとも「常人が理解し得ない高い領域の知識と技術」については多くのものが満たしているように思います。
しかし社会的から払われる敬意という面では、医師や弁護士に比べると遙かに及びません。これは下記のような点が足りないのではないでしょうか。
- 公益性の自覚
今日の社会でなくてはならない基盤を担っている、その責任と誇りを自覚する。
- 誇り
誰にでも出来ることではないことやっているのだから、もっと社会にそれをアピールして良いと思います。
- スキルの評価
そのためには社会に対して、声を上げるためにはスキルの向上と、それを適正に評価する仕組みが必要だと思います。
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