ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

プログラミングにおける教養について雑感

Software Design 6月号 「老頭児エンジニアのつぶやき」より


glue言語に端を発するJython/JRubyコミュニティでも、Javaが描く近未来は。思い出にすぎないのです。このように、あるコミュニティでは驚嘆に値する技術も、他では取るに足らない話題にすぎない事例には、枚挙に暇がありません。未知の言語を指して「そんなの誰も使ってないよ」というのは、知人にメジャーリーガーがいないのと同じ、無知の証です。

読者が溺愛しているプログラミング言語における最先端技術は、他のコミュニティでは何年前に実現されていたか。すると、自分の立ち位置を認識できるようになります。

このコラムにおける「読者が溺愛しているプログラミング言語」が何であるかは同誌の本文を参照して欲しい。

ある特徴・領域で突出して進んでいる言語が、他の部分ではそれほどでもなかったりすることは多いので、教養として複数言語を知っておくことは本当に大事だと思う。
ちなみに、比較的、多言語にとって先進的と思われるfeatureを総じて最も多くサポートする言語は Lispでは無いかと思っていて、プログラミングの教養を効率よく付けるにはLispの習得が良いかもしれない。