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ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

1989年の10冊

89年から読んだ本の記録をつけているということをFacebookに書いたら割と反響があったので、22年間で読んだ本のうち、印象に残ったものを紹介してみます。振り返ると、20代の頃は小説ばっかり読んでいました。
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この年は作家で言うと村上龍や、倉橋由美子あたりをよく読んでました。あと海外ミステリ。

「ニューヨーク編集者物語」
おもしろかった。ニューヨークの雑誌編集部の話で、編集長が突然死して机の下で倒れているのに忙しすぎて部下が数日間気がつかなかったとか、2重の意味でブラックなエピソードがあったのを覚えています。

ニューヨーク編集者物語 (扶桑社ミステリー)

ニューヨーク編集者物語 (扶桑社ミステリー)


ゴールデンボーイ」「痩せゆく男」
スティーブン・キングの小説は長大な長編よりもこういう中編がおもしろかったですね。

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)


痩せゆく男 (文春文庫)

痩せゆく男 (文春文庫)


「蜘蛛女のキス」
ストーリーを覚えてませんが、濃密な読後感が印象に残ってます。

蜘蛛女のキス (集英社文庫)

蜘蛛女のキス (集英社文庫)


「リングワールド」
巨大建造物が出てくる話が好きで、この本はそういったフィクションの中でも最大級の建造物が出てきます。奇想天外なテクノロジーのアイデア満載で、楽しい一冊です。

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))


「ゼウスガーデン衰亡史」
この本も非常にユニークな本で、これ、なんと表現したら良いのか、世界史好きの人にお勧めかもしれません。

ゼウスガーデン衰亡史 (ハルキ文庫)

ゼウスガーデン衰亡史 (ハルキ文庫)

ちょっと毛色が違うところでノンフィクションでは、

「北欧空戦史」
大国を相手に奮戦した小国フィンランドの歴史。親日的な国だそうな。Linuxノキアを生んだ国でもあるし、親近感感じます。いまでも版元を変えて入手可らしく、根強いファンがいるのですね。

北欧空戦史 (学研M文庫)

北欧空戦史 (学研M文庫)


「日出ずる国の工場」
安西水丸氏がイラストを描いており、共著に近い感じ。
昔は村上春樹もライトなノンフィクションを書いてたんだなーと。

日出る国の工場 (新潮文庫)

日出る国の工場 (新潮文庫)


「テニスボーイの憂鬱」
就職活動やらなきゃならないのにモラトリアム全開で悶々としていたことを思い出します。根拠のない自信と底なしの不安感とか。人生毎日真剣に楽しまないと、というメッセージに励まされました。

テニスボーイの憂鬱(上) (集英社文庫)

テニスボーイの憂鬱(上) (集英社文庫)


テニスボーイの憂鬱(下) (集英社文庫)

テニスボーイの憂鬱(下) (集英社文庫)


「ハッカーズ」
結果的に人生を決めたといって良い一冊です。この本(特に第1部)に触発されて、最初の会社は当時Lispでの開発をやってるということで就職を決めました。Unix,AI,C言語,TCP/IPという領域で技術者のキャリアをスタートできたのは本当に幸運でした。今では当たり前の技術ばかりですが、当時はOSは汎用機やミニコンが主流で、現在主流となった技術にキャリアの最初から触れられたのは幸運でした。その後の経歴を考えると、本当に大事なスタートでした。

なにしろTCP/IPですら、OSIとどちらがデファクトになるのかという議論がされていた時期でした。もっとも、現場の感覚ではOSIが普及していくと思っていた人は少なく、OSIを推していた日本の電機メーカーは当時からすでに凋落の道を歩んでいたのかもしれません。あこがれのマシンSymbolics、IRIS Indigo、SPARCStationで開発もさせてもらえました。感謝です。

ハッカーズ

ハッカーズ

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