2007-06-26 『自壊する帝国』 読書 佐藤優『自壊する帝国』ソ連崩壊前後、若き外交官として、左右の政治家との交流を通じて描いた本。 そもそも神学者を目指した筆者が、勉強が出来るからとノンキャリアで入省、 情報分析者として成長しつつ歴史の大転換点に立ち会うビルドゥングスロマン として読める。 本筋もさることながら、至る所で描写されるロシア人の酒量の凄さに驚かされた。