話題の本読んでみた。全体を読んだ印象として、通常の健康法の本に比べ、医者が書いた本の中でも、人間を機械論的に見る姿勢が徹底しているように思う。そうした考え方に基づいて、ジョギングが寿命を縮めるという理由、ガンの発生原因など、専門家にとっては常識なのかもしれないが、なかなか新鮮なエピソードに触れることができた。(まあ言われてみればそうなんだろうなと言う気がするが。)
本書の内容を結論から言うと、人間が長年の進化の過程で獲得した形質は、ここ数世代で激変した生活習慣では変わらないので、できるだけ昔のあり方に近い生き方をすることが大切と言うこと。
曰く、
- 早寝早起き
- バランスの良い食事
- 過度に清潔にしない
- 食べ過ぎない
- 飲み過ぎない
というわけで、やるべき事は昔から言われ続けていることでした。