ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

卒業制作

今日は2年生の卒業制作の成績をつけた。 今年からは複数の審査員が点数を付け、その合計が成績になるというシステムだ。審査員の先生方はコース外の先生を含めて、いろいろな専門分野をお持ちの方にお願いした。 ファミ通のクロスレビューを思い出してもらうと良いだろう。 この方法は、個人で採点してしまう方法よりも、えこひいき、あるいはその反対など、一個人の主観に基づいて偏った採点をする危険が減るという利点と、作品そのものの出来にに対して点がつくので、チームのみんなの頑張りが個人の成績になるので学生一人一人の励みにもなるなど利点が多いように感じられた。 事実チームが一丸となって頑張ったチームほど審査員の心を打っていい点がついている。 先生によっては学生にほとんど面識が無く、作品とその発表でのみ審査していただいているのだが、各メンバーの頑張りは製作過程を見ていなくても作品や発表の態度から伝わっているのだなと思った。 反面、当然のことではあるが、さぼっていたチームにはそれなりの評価しか得られない。この辺の評価の差は実に残酷なほどはっきりと出る。今回の卒業制作発表会はそういう意味で、実に勉強になった。他人事ではないのだ。