筆者は昨年、エルゴヒューマンのオフィスチェアを購入しました。
お値段は張りましたが、座り心地も良く、椅子として満足しています。
ただ、ふだん割と普通の椅子としてつかっていて、購入時にせっかく付けたオプション品のタブレットスタンドもあまり活用できていませんでした。
先日、同じエルゴヒューマンを使っている方のブログをたまたま目にして、タブレットスタンドをプログラミングで活用する方法を考えてみました。
この椅子の特徴として、肘掛けの面積が広いことが上げられます。肘掛けを前後左右、角度(ヨー方向)も微調整できます。
そこで、この肘掛けをパームレストとして使って、タブレットスタンドにキーボードとトラックボールを置いて作業できないか考えてみました。
IT開発会社なんかで、エンジニアが椅子からずり落ちそうになるくらいふんぞり返って仕事しているのを見たことある方もいらっしゃるかもしれません。腰に悪そうな姿勢ですね。
ああいう姿勢で、腰に負担を掛けずに自然に作業できるようにするのが狙いです。
まず単純にキーボードを置いてつかってみると、写真に示す出っ張りの部分が邪魔になって、キーボードが打ちにくいです。
この出っ張り、本を置いてページがめくれないようにするためにあると思うんですが、ちょうど手首に当たって痛いんですね。
本を読むのに使う場合もこの出っ張りが微妙に使いづらいので、削ってしまいました。
さらに、キーボードとトラックボールを置くにはすこし平面部分が少ないので、ホームセンターで厚さ18mm、奥行き20cmの集成材の板を買ってきて、幅50cmにカットしてもらいました。 スタンド部分は手前に傾いているので、板の上にキーボードを置いただけではキーボードがずり落ちてしまうので、12mm x 24mmの角材を手前に貼り付けました。
真ん中に滑り止めテープを貼っています。
キーボードを置いたところ。
肘掛けの位置・角度を適宜調整して、普段よりリクライニングを1段倒して、オットマンを出して使っています。この姿勢、歯医者さんの椅子をイメージしてもらうと一番近いんじゃないかと思います。
「没入コーディングモード」と名付けました(笑)
ちなみに、毎日この「没入コーディングモード」で仕事しているわけではありません。まずこのモードはマウス操作が多い作業には向いていません。
ところが、筆者の得意とするスマホアプリ開発は動作確認・デバッグ時に割とマウス操作が多いので、文章を書いたり、コアな部分のコーディングなど、トラックボールを使う頻度が少なく、がっつりキーボード作業が中心の時にこのモードを使っています。
そういえば以前こんな記事を書きました。この記事の延長線上ですね。