(前回)の続き
3日目
スマホ紛失。。。
3日目は今回の目玉、安曇野サイクリングです。張り切ってホテルを出発したのですが、松本市内を走っている途中でスマートフォンを落としたことに気づきました。どうやら自転車のハンドル部分に取り付けていたスマートフォンホルダーから、走行時の衝撃で外れて脱落してしまったようです。
通ってきた道の、心当たりのあるあたりを何度も往復したのですが、みつかりません。きょうびスマホをなくすことは財布をなくすよりダメージが大きいです。。
途方にくれていたところ、しばらく前に知り合いの方が海外でIPhoneを紛失し、「iPhoneを探す」機能を使っている様子をFacebookに投稿していたことを思い出しました(筆者のスマートフォンも職業柄iPhoneです)。その人は残念ながら戻ってこなかったようですが。。。
この機能を使えば見つかるかも?しかし、この機能を使うにはネットにつながっているPCが必要です。間の悪いことに、今回の旅行に持ってきていたパソコンを帰りの荷物と一緒に、一足先に宅配便で送っていた後でした。そこで藁にもすがる思いで、荷物を持ち込んだ宅配便の事務所に急行しました。
幸いなことに、PCはまだその事務所に残っており、配送手続きをキャンセルしてPCをホテルに持ち帰り、早速調べてみたところ、松本城近くの交差点付近にiPhoneがあることが分かりました。ふたたび現地にむかいます。
地図に示された場所には松本市の観光案内所があり、係の人に声をかけてみると、
「もしかして、これですか?」
と、筆者のiPhoneが出てきました!
松本市の観光案内所の方、そして案内所までiPhoneを届けて下さった方、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
それにしても「iPhoneを探す」機能が無ければ、これほど迅速に見つけることは出来なかったと思います。テクノロジー様々です。
自転車のスマートフォンホルダーを使うときは、スマートフォンをケースに入れて、ストラップで自転車に結びつけたり、付属のゴムバンドなどを使って脱落を防ぐなど、2重3重の対策をした方がいいと思いました。これまで何度も使っていて不安を感じなかったので油断していたようです。
ようやく安曇野へ
そんなこんなで1時間半ほどロスしましたが、気を取り直して再スタート。 その後は順調に走行し、松本市内を抜けました。奈良井川沿いの道を快適に走ります。
安曇野やまびこ自転車道に入ります。
延々と美しい田園風景を走ります。
澄んだ水が滔々と流れる水路と併走する区間が多いです。水鳥がのんびり浮かんでいたりします。
安曇野やまびこ自転車道の終点(実際には起点)は穂高駅周辺ですがちょっと寄り道して、「安曇野しゃくなげの湯」へ。おもったより高低差があって少々つらかったですが。。
アルプスの麓、小高いところから穂高駅方面を望む。
本当は「国営アルプスあづみの公園」など周辺を観光したかったところですが、暗くなるまでに帰られるよう、穂高駅に向かいます。序盤のタイムロスが痛かったです。
3日目の夕食は、馬刺しが有名な老舗「新三よし」で。写真は馬刺し5種盛り。
2件目は中町通りのバー「SIDECAR」。
4日目
前日夜から富山県に集中豪雨をもたらした雲が南下して、お昼前から土砂降りの雨になってしまいました。美ヶ原温泉に行こうと思っていたのですが、泣く泣く予定を早めて帰路につきました。
朝からどんより曇り空。
松本駅にて。東京方面に行く特急あずさ号。
乗り換えの名古屋駅で食べた名物きしめん。おいしくなかった。
感想
松本市内の町並みはきれいに整備されていて、コンパクトな中にも活気と文化的な雰囲気を感じました。特に夜の街路のライトアップが明るすぎず、暗すぎずで雰囲気がとても良かったです。聞けば10年くらい前まではアーケード商店街があるような普通の地方都市といった感じだったそうですが、商店街の屋根を取り払って、蔵を活かした町並みに整備したとのこと。駅前の風景はまだちょっと残念な感じですが、すこし歩くとお城の近くには雰囲気のある通りが多いです。
飲食店は早めに閉まる店が多いですが、その分バーがたくさんあるので、夜も退屈しませんでした。この規模の街にしては銭湯も多いので、銭湯好きの方にもお勧めです。
参考にしたサイト・本など
地元出版社による松本市内ガイドに特化した一冊。
サイクリング・ポタリングの記事も多い観光情報のWebサイト。
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/youkoso.city.matsumoto.nagano.jp