ぽんぽこ日記

プログラミング、読書、日々の生活

今年読んだ本

いつもの振り返りです。今年は読んだ本だけ早めにまとめました。

それにしても、毎年この時期しかブログを書かないというのは改めなければいけません。

今年新しく知った作家さんです。老人ホテルが面白かったので図書館でほかの作品も借りて読みました。 老人ホテルはエンディングのざわざわ感がなんとも言えず良かったです。 シナリオライター出身なんでしょうか、どの作品もテレビドラマになりそうな、ストーリーテリングがしっかりした印象。 建築の分野を変化球気味に扱っていて、この作品に出てくるマンションのモデルとなったであろう中銀カプセルタワービルがちょうど取り壊されたこともあり、興味深く読ませてもらいました。

未読だった「魔境遊撃隊」が読めました。魔界水滸伝も未読なので読んでみようかな。

ネタバレになるので詳しくかけませんが、人間の生死を量子論からの仮説で描いているエピソードがあって、昨年末に読んだ「死は存在しない」に通じるものがあると思いました。

ジェンダーをテーマにした2作品。侍女の物語は数十年ぶりに続編が出たとのことで、再読しました。

正直この本の主人公である栗城史多氏やその熱狂的なフォロワー、そしてその人たちを冷めた目で描く筆者、いずれにもポジティブな印象を持てない本でした。

著者は同氏を初めてメディアで取り上げた、いわば世に出したテレビ局のディレクターですが、途中から同氏を袂を分かち、以降の足取りは関係者の伝聞で構成されている点、この著者の書き方を差し引いてもそもそも同氏の行動原理に共感できなかったです。

途中で読むのやめようかと思ったのですが、最後のほうまで読んでいくと、この本の本筋と関係無いところでちょっと心を揺さぶられる記述がありました。

ラスト近く、栗城氏を擁護する人物の台詞として、

「(略)植村直己だってバックに電通がいてさ、北極で犬ぞりの犬が死んだら衛星電話一本で新しい犬が運ばれてくるわけだよ。あの単独行は批判しないのに、皆、栗城をいじめすぎだよ」

この本、文庫版で読んだのですが、関係者の意見とは言え、文庫版を出すときにもそのまま出したと言うことは、関係者の間では公然の秘密のような、信憑性の高い事実ということかと思います。

私含め当時の日本人は如何に純朴だったかと思い知らされました。

今年、いちばんおもしろくてためになる本でした。難解で地味な会計の世界に興味を持ってもらおうという著者の情熱が込められた力作です。

韓国の女流SF作家による短編集です。なんとなく読み始めたのですが、美しい情景が思い浮かぶような、余韻の残る本でした。

ダイエーの創業者、中内功氏をモデルにした経済小説。 中学生のころ、山崎努氏主演でNHKでドラマ化されたのをみて、山崎氏の鬼気迫る演技がいまでも記憶に残ってました。 原作が電書化されているのを知り、読んでみました。 原作で描かれる主人公はそこまでのインパクトはなく、内省的な人物として描かれています。

以上な感じです。すこちはてなブログを触らないでいると、Canva連携や生成AIによるタイトルの自動作成など、いろいろ機能が追加されていたので驚きました。