読書記録を見なおすと「火山のふもとで」「騎士団長殺し」以外にもいろいろ読んでいたので、印象に残った本を紹介します。
LIFE SHIFT
新年早々、人生観を見なおす本に出会いました。「多動力 (NewsPicks Book)」とともに、昨年の行動はこの本からかなり影響を受けた気がします。
ローマ人の物語
10年くらい前から少しずつ読み進めてきた「ローマ人の物語」シリーズを読み終えました。文明が滅びると回復するには途方もない年月がかかるか、二度と回復しないという無常観が残りました。
佐々木俊尚氏の本
フリーランス、ノマドワーカーのロールモデルとして、フォローしている佐々木俊尚氏の本を何冊か読みました。みんなが漠然ととらえている世の中の雰囲気・変化をくっきり言語化して示してくれる本です。
氏は3カ所に家を持っているそうです。筆者も沿岸部に住んでいるので、災害リスクを考えると拠点を複数持ちたいものです。
今年読んだ本ではないですが、ネット時代の知的生産術として参考になりました。
月村了衛氏の本
小説少なめな一年でしたが、機龍警察シリーズが有名な月村了衛氏の本を2冊読みました。
ハードボイルド時代劇。
タイトルの地味さと対照的にハリウッド映画みたいなダイナミックなアクション小説でした。
多動力
行動と挑戦を促してくれた本です。
再起動
板倉雄一郎氏の「社長失格」などをはじめとする、ベンチャー企業の破綻と再生の物語をどういうわけかよく読むのですが、今年はこの本でした。
技術本
このところ、久々にサーバサイドの設計をやっているので読みました。
この手の本って、特定の開発手法のポジショントークが含まれることが多いのであまり読まないのですが、この本は良い意味での中庸さがあって、後進への優しさが伝わるような本でした。
内容的には、自分のやり方で大体あってるんだなと確認できた部分もある一方、データベース設計の考え方や、ほどよいDDDの取り入れ方など、なるほどと思わせる部分も多かったです。
技術本は必要なところだけ拾い読みすることが多いのですが、この本は最初から最後まで2回通読しました。
著者の増田さんには一度ご挨拶させていただきました。数少ない先輩エンジニアの一人です。
昨年の読書は45冊、うち電書は29冊と、電書の割合が高くなってきました。来年はもっと読みたいですね。