2016年を振り返ってみたいと思います。
主な出来事
AEDマップが取り上げられる(4月)
神戸市長の定例記者会見で、神戸市のオープンデータの取り組みの成果として、拙作「神戸AEDマップ」が紹介されました。
フロントエンド✕モバイルアプリ勉強会で発表(4月)
関西フロントエンドUGの有志が主催されたフロントエンド✕モバイルアプリ勉強会でLTしました。
どちらかというとアウェイなところでしゃべらせてもらいましたが、お役に立てたかどうか。
今年は結局ITイベントでの登壇はこれ1回のみと、少し寂しいものとなりました。来年はもう少し露出を増やそうと思います。
CodeForKobe副代表に (6月)
Code for Kobe初代代表の大山雄輝氏の退任に伴い、副代表を務めさせていただくことになりました。といっても実質的な活動は何もしていないのですが。。今年はなにかコードで貢献したいと思います。
隣家が火事に (8月)
ある夜、妻と「シン・ゴジラ」を観に行った帰り、家の方角が騒然としており、周囲の道路が封鎖されているではありませんか。消防官の人に入れてもらって急いで家の方に向かうと隣家の外壁が黒焦げに。我々が着いた頃には鎮火しており、幸いけが人も出なかったそうです。
先日も大火があったばかりですが、火の用心に気をつけなければと思いました。
原因は家の外に置いてあった可燃物が燃えたらしく、不審火だったようです。映画の余韻と現実の生々しさで混乱した一夜でした。
あと、しばらく脳内BGMがシン・ゴジラ一色でした。
ボドゲ部 (8月〜)
月一回のボードゲームの集いに参加させていただくようになりました。ボードゲーム、以前から興味があったのですが、周囲にプレイする人がおらず、なかなか手を出せなかったので、とてもうれしいです。
ボードゲームのルールは、問題を抽象化してモデリングするといういみで、システム設計の参考にもなりますね。
この年齢になると、プライベートでの新しい出会いの機会になかなか恵まれることが少なくなります。お誘いいただいたid:mi_kattun夫妻に感謝です。
高校の同窓会その他再会 (9月)
高校の同窓会に参加しました。想像80人超の大人数が参加し、盛況の会となりました。3次会で朝まで飲んでしまいました。幹事の皆様本当にお疲れ様です。そして、ありがとうございました。
同窓会では会えなかった同級生たちとも数十年ぶりの再会を果たしました。SF部で一緒だった立花光朗君は立派な彫刻家*1になっていました。いつか神戸で個展を開き、凱旋するのが夢だとのこと。楽しみです。
博多旅行 (10月)
年1回の恒例の旅行は、今年は博多方面を旅行しました。
お約束の太宰府に言ったり、糸島方面をドライブしたり。
写真は糸島に聳える火の山の山頂からの眺め。
あと、オープントップバスで市内観光をしたのが思いのほか楽しかったです。私たち夫婦以外は全員アジアの観光客でしたが(笑)。
KLab時代、短期間ながら福岡拠点の代表をつとめさせていただいていたことがあり、懐かしい旅となりました。土地勘があるので効率よく旅行が出来ましたw
写真はオフィスが入っているビルの玄関。1階のコンビニが良く入れ替わるのが特徴。
ところで、神戸市と福岡市は同程度の規模の都市で、ITベンチャー支援に力を入れているなど共通点も多い自治体です。ちょっとこのあたりで思うことがあるので、調べてブログに書いてみたいと思っています、
家族が手術 (12月)
家族に病気が見つかり、手術を受けました。幸いなことに予後は良好です。医学の進歩を実感しました。それにしても、家族の健康状態というのは、メンタルに影響を受けますね。。。
VoiceLinkリリース(12月)
4月頃より開発を続けていたVoiceLinkⓇがリリースされました。アプリのできばえにも評価いただいていて、筆者としても得るものが多いプロジェクトとなりました。このお仕事のご縁を取り持っていただいた、フィードテイラー大石社長にはこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
ブログ記事が少し話題に(12月)
ある夏の出来事をブログにしたら、本ブログ史上最高のPVを記録しました。はてブのホットエントリー入りしていたようです。幸いポジティブな反応が多く、少しほっとしました。プライベートな覚え書きに過ぎない意識でいた本ブログが、このエントリーで一気に「公」の性格を帯びた*2ような気がして、戸惑いも感じました。
たくさん読まれてます
— はてなブログ|思いは言葉に。 (@hatenablog) 2016年12月16日
前職の社長が地雷クライアントだった件 - ぽんぽこ日記https://t.co/pFzxc2ht3W pic.twitter.com/v68F337Xkr
さて、このエントリーの内容は、フリーランスという立場を考えるとあまり得策とは言えないもので、おそらく眉をひそめている方もいるのだと確信しています。でもそれは承知の上で、成長できない環境でくすぶっているエンジニアの背中を押してあげたい思いと、過去の自分を精算する上でどうしても書かずにはいられないものでした。軽いタッチの文体で描いてますが、それなりに推敲を重ねた書いたものが、感銘を与えたのだと思います。
よいブログ。とてもよい。 RT 前職の社長が地雷クライアントだった件 - ぽんぽこ日記 https://t.co/lmSX6j6qAx
— >ω< (@u_akihiro) 2016年12月16日
まとめ
技術の振り返り
エンジニアリング系のお仕事でAR(拡張現実)に少し取り組みました。セカイカメラがリリースされてもう何年も経つのに、ARのことを知らない人は多かったようです。ポケモンGO効果で、ITにそれほど関心が無い人にもこうした技術が一気に世に知られるようになってきたことを実感しました。今年はこの技術を何らかの形で実現したいと思っています。
一応フロンエンド技術をかじったのも収穫と言えば収穫です。
VoiceLinkⓇアプリの開発で、遅ればせながらSwiftに移行しました。リアクティブプログラミングを取り入れるなど多少は最近のトレンドをキャッチアップできたのは良かったです。
Python方面では、縁あって、レビューをお手伝いさせていただいた本が出版されました。我が事のようにうれしいです。力作かつ良書なので、この方面に興味のある方は是非どうぞ。
2017-01-04追記:同書の紹介記事も書かせていただきました。
http://ponpoko1968.hatenablog.com/entry/python_crawling_scrapingponpoko1968.hatenablog.com
読んだ本
読了できたのは30冊前後。加齢のため視力が落ちて紙の本を読むのがつらくなってきましたが、kindleを防水ケースにいれてお風呂で読むようにしています。文字を拡大表示すると結構いけます。もっと時間を有効に使わなければと思いました。
印象に残った本は、
あたりでしょうか。
2017年にやりたいこと
来年は、独立後に蓄積した技術をどんどん発信して行きたいと思います。また特定のテーマにフォーカスした新しいブログを始めたいと思っています。個人アプリもいくつか作りたいと思っています。
家族の病気で健康や長寿について考えさせられたことも有り、もうすこし健康増進にも取り組みたいと思います。また、来年は筆者にとって40代最後の年と言うことで、長期的な今後の人生について考えていきたいと思います。今年はどうも映画を見たり、小説を読んだり、人に会ったりといった、生活を豊かにすることに時間をあまり使ってなかった気がします。仕事・プライベートの区別無く、とにかく時間を有益に使いたいと思います。
*1:なんでも、日本橋高島屋の画廊で個展を開くことは芸術家にとって大変なステータスだそうです
*2:そもそも公開しているのだから、公のものではあるのですが